Vol.12 ディスプレイ・テクニック（Vol.2）大きな高低差をつけてまとまりの良いディスプレイ

いつもエルジュエルをご愛顧くださり、ありがとうございます。
今回はディスプレイ・テクニックをご紹介する企画の2回目です！
第2回は「大きな高低差をつける」。前回は小さなアイテム同士で高低差をつけましたが、今回はテーブルやラックのような大きい家具と飾るアイテムとの高さのバランスを考えてみましょう♪

１．背の高いものは下に、背の低いものは上に

左の写真では、テーブルの上に背の高い置物2つを、テーブルの足元にボックスを置いてみました。これでも問題なさそうですが、背の高いものが上に置いてあるとなんだか不安定で倒れそう。見ていても落ち着きません。
右の写真ではアイテムの位置を逆にしただけなのですが、どちらも空間に収まりしっくりくる感じがしますね。背の高いものから下→上に並べるとバランス良く見えるのでやってみてください。
■使用アイテム
・【BAROQUE】オランダ製アンティーク調オブジェ
・【chehoma】ベルギー製シッティングエンジェル
・【COVENT】ビターケース2点セット

２．空間を縮めてみる

先ほどのテーブルの上と足元に同じようにアイテムを置いてみました。うーん、なんだかテーブルの下にぽっかりと空いた空間が気になってしまいます。これでは注意がアイテムに行かず、全体として散漫な印象が伝わってきますね。
これをどう変化させたかというと…空間を埋めるように長いロングブーツを置いてみました。丸い缶はテーブルの脇に。先ほど空いていた空間が狭まって、アイテムがぴったりおさまったように感じませんか？色や形だけでなく、高さのバランスにも気を配れるとプロみたいですよね！
■使用アイテム
・【BAROQUE】オランダ製アンティーク調ボックス
・アンティーク調ダストボックス
・【chehoma】ベルギー製キャンドルホルダー
・アンティーク調真鍮製　靴ベラ

３．全部は並べず、大きいものは下に置く

同じ形（丸や四角など）を繰り返すテクニックはインテリアではよく使いますよね。例えばキャンドルや絵はがき、写真などを飾るとき。でも、全部が全部並べなくても大丈夫。写真のように形は同じでも大きさが違う場合は、高低差を使いましょう。
テーブルの上に小さめのフレーム2つ、テーブルの足元に立てかけるように大きなフレームを置きます。すると、なんだか街の小さな画廊にあるような、無造作でおしゃれな雰囲気が出てきましたね。最初のテクニックとも近いのですが、大きい、背の高いものは下に置くと全体のバランスを安定させてくれます。
■使用アイテム
・【BAROQUE】オランダ製フォトフレーム
・【BAROQUE】オランダ製真鍮製デスクベル
・ギャラリーフォトフレーム
・フォトフレーム (ゴールド) Sサイズ

いかがでしたでしょうか。
ちょっとした違いですが、写真で見比べてみると前と後で結構印象が違いますよね！パッと見て気付かないことでも、写真を撮って見比べてみるといろんな発見がありますよ。
インテリアは全体のバランスが大事。高低差のテクニックは、小さなアイテム同士を並べるところから、大きな家具とアイテム、大きな家具同士を並べるところまで、たくさんの場面で応用できます。他にもテクニックを組み合わせて思い通りの空間を作っていきましょう。次回もお楽しみに！

次回のインテリア最新レポートは「Instagramのお洒落インテリアで人気急上昇！ラウンドミラーのオススメ」を配信いたします。どうぞお楽しみに♪